2023/03/22
こんにちは。リーダーのKです。
去年関わった技術の振り返りをやれていなかったので、
振り返ったうえで今年関わりそうな技術を考えてみました。
なお、去年前半と後半で別々の参画先で作業しております。
また、規模としては中~小規模法人が中心となります。
去年関わった技術
- VMware ESXi + vCenter + vSphere HA + FC ストレージユニット
中規模以上のところだと、ESXiの仮想化+FCのストレージユニットによる冗長構成をとることがありました。
合わせてvCenterでとりあえずvSphere HAによるシャットダウン時に稼働サーバ側に片寄せ運用、保守時にvMotionで稼働サーバーの片寄せをやる感じです。
なんだかんだ3件くらいやった気がします。 - 既存VMware ESXiへ物理LinuxサーバーのP2V
1件だけですが物理から仮想への暫定移行、新規リプレースまでのつなぎという作業をやってます。
落とし穴として、P2V時に物理側のMACアドレスを設定できないと、有償ライセンスの製品アクティベートができないということがありました。
移行案件の時は気をつけたいところですね。(物理側との被りを含めて検討しないといけない感じです) - Linuxサーバーと有償ソフトウェアの仮想リプレース
同じ構成で2回実施いたしました。
ソフト名は言えませんけど、PostgreSQLとかで移行する感じだったので、そのまんまDBdumpすればとりあえず検証環境作れたので扱いやすいソフトでした。
それでも、検証のためにお客さんが1か月くらいは使用しなきゃいけない状況だったので、急ぎ目で検証環境構築、確認という流れとなってます。 - ArcserveUDPによるサーババックアップ
バックアップとしては定番のArcserveUDPによるバックアップソリューションもやってます。
代替の場合が、VMware ESXi上のサーバイメージを取り込むか、Windows Server Hyper-V上のサーバイメージを取り込むかの2択になってます。 - ウイルスバスターからApexOneへのバージョンアップ、サーバリプレース、ApexOneからApexOne onSaaSへの移行
これについては、ウイルスバスターのXGが2022/1/31で延長サポート終了に伴い、案件が増えた感じです。
1件だけですが、ApexOne onSaaSへの移行も行いました。
これらの場合、大体はApexOneへの移行自体が目的、またはテレワークに伴う移行というのが目的にあったみたいです。 - SKYSEA Client View及びLANSCOPEの更改
こちらも、主にテレワークに伴うローカルサーバからAzure等のクラウド側へ移行し、パブリックIPアドレスによるどのネットワークからのアクセスでも運用するという移行シチュエーションでした。 - FortiGateの設定変更とAzure接続
1件ですが、こちらも実施しました。
物理サーバー系のエンジニアとして参画しましたが、Azureや支社間でネットワーク回りの設定に触ることが増えております。
同様に、Yamaha RTXやNEC IXルータによるAzureテナント接続の案件はやっていきそうです。
今年関わりそうな技術
去年分に乗っている、以下を除いた新しく関わりそうな技術を考えました。
・VMware ESXi + vCenter + vSphere HA + FC ストレージユニット
・Linuxサーバーと有償ソフトウェアの仮想リプレース
・ArcserveUDPによるサーババックアップ
・ApexOne およびApexOne onSaaS導入
・SKYSEA Client View及びLANSCOPEの更改
・FortiGateの設定変更とAzure接続
- L3SWとルータ更新
- ルータ・FWを支社に増設し、拠点間VPN接続を投入
- Azureテナント新規作成
テレワークのための需要増に伴い、社内NWの更改、支社間の拠点間VPN接続、Azure等クラウド場へのテナント作成の3点が、基本的に需要が高く、案件として増えていきそうと感じております。
一部すでに去年からかかわっているものもありますが、それだけ中・小規模法人としては実現を優先したい項目だと考えられます。
なお、参画先では引き合いが来るのはサーバー系よりもネットワーク更改のほうが多いみたいです。
何だか、どんどん中・小規模向けのサーバー・NW更改どっちもできる人になりつつありますが、それはそれで需要があるので良いことだと思いながら、日々勉強しております。
今回はいかがでしたでしょうか。
次回以降、また新技術に触れたら設定例等を紹介できたらとおもいます。